アンジェリックエッセンスワークショップ

 アンジェリックエッセンスの作り手であるルース・ジョイさんの来日ワークショップに参加してきました。

 新しく出たエッセンスの説明も含め、今回もアンジェリックエッセンスの深淵なる智慧をたくさん聞けて大変濃厚な時間でした。

 

 今娘が思春期なので、思春期の子供を助けてくれるエッセンスについても質問をしたところ、とても丁寧に教えてくださいました。しかも、休み時間にわざわざ私の所に来てくださり、いろいろとアドバイスをしてくださり感激です。

 

「あなたが娘さんのために選んだエッセンスは、あなたも一緒に摂った方がいいわよ」

 

とのこと。どうしてかというと、

 

「母と娘というのは、(エネルギー)フィールドを共有しているから」

 

 だそうです。ということは、抱える問題も共有しているものが多分にあるということ。家族の問題というのは、代々受け継がれていくことが多いのですが、特に母と娘というのは、合わせ鏡のようにお互いを映し出しているものです。鏡であるということは、単に似たような性格になったり、同じような生き方をしてしまうというわけではありません。正反対の性格や生き方を選ぶこともまた、投影の別の形といえます。

 ルースさんにも同じ14歳のお孫さんがいらっしゃるとのことで、「この時期の子供が感情の起伏が激しくなることはとてもよくわかる」と親身になってくださいました。

 

 思春期は、脳にも変化が起こっているのだそうです。ホルモンも変わるし、人生に訪れる大きな変革期といえます。そのステージをくぐり抜けることは、とても大変なことなのです。様々な面で調整が起こっているので、不安定になったり、時々自分のことを上手くコントロールできなくなるのも、無理はないのかもしれません。親との関係性も変わる時期です。最終的には親の元を離れていくわけですが、その前段階として、親を拒絶するような態度をみせたりしています。(とはいえ、本当は親を必要としているのですが)

 親自身も、子供がそういうプロセスを歩んでいることを理解し、受け入れることが求められます。

 

 ルースさんはたくさんのエッセンスを紹介してくれましたが、この時期の問題は複雑なので、それだけサポートが必要だということです。

 ルースさんご自身も、息子さん達に反抗された過去があったとのことで、なんだか親近感が湧きました。親を拒絶することが「彼らの仕事」なのだから、そう考えたら「まあ、いい仕事をしているってわけね」と笑っていました。

 

 アンジェリックエッセンスは、ルースさん自身が、問題や障害に直面した時、「こんなエッセンスがほしい」と願ったことによって与えられたものがたくさんあるのだそうです。そんな風にして、自分自身がエッセンスに助けられ、課題を克服してきたとのこと。そして、今もまだエッセンスについてよくわかっていないこともあるし、これから皆さんと一緒に学んでいきましょう、とおっしゃっていました。

 そして最後に、「皆さん自身のケアを忘れないで」という話をしてくださいました。他人を助けるためには、自分がまず健全で、良い状態でいなければいけません。自分自身が安定してこそ、人のために動けるものです。自分に慈愛を与え、ケアすること。ともすればおろそかになりがちかもしれませんが、実は優先順位が高いことなのです。