挨拶には、魔を祓う力があるといいます。
「おはようございます」
「こんにちは」
「こんばんは」
「さようなら」
といった挨拶は、元々『本日はお早いうちからお疲れ様でございます』『今日(こんにち)は良い日でございますね』『今晩は良い夜でございますね』『左様であれば私はこれにて失礼させて頂きます』
といった意味合いが込められているそうです。
つまり、これらの言葉は相手を気遣い、思いやりの気持ちを伝えるための言葉であるわけです。ポジティブな意味合いを持つ言葉の波動は高く、言霊(エネルギー)となって相手の波動領域に浸透していきます。そんなわけで、挨拶の言葉を相手にかけるということは、相手のエネルギーを高めることになり、その結果魔を祓う(=低いエネルギーを排除する)といった効果があるのだろうと思います。
先日、子供が通っている小学校のPTAの当番で、朝校門の前に立ち、登校してくる子ども達に「おはよう」と声をかけるという機会がありました。次々とやってくる子ども達一人一人に、できるだけ顔を見ながら笑顔で「おはよう」と声をかけていました。本当に次から次へとやって来るので、ひたすら「おはよう」の連続で息継ぎをする間もないほどです。最後の1人が登校し終わった頃には、声もかれそうでした。
ほんの15分足らずの間に何百回と「おはよう」を唱えたわけですが、私は「おはよう」を言いながら、自分のエネルギーがどんどん高まっていくのがわかりました。自分が発した言葉のエネルギーは、何倍にもなって返ってくるものなので、ポジティブな言霊を連続して唱えたことによって、私自身の波動も高まったようです。その日は睡眠不足気味で少々疲れていたのですが、挨拶当番が終わった頃にはすっかり元気になり、その日一日エネルギーに満たされた状態で過ごすことができました。
挨拶は、言われた方も何となくスッキリと良い気分になるものですが、言う方はもしかしたらもっと多くのパワーを得るものなのではないかと思います。いつも多くの人に挨拶をしている方は、はつらつとしていてとてもエネルギッシュです。相手のためを想って、相手のためにかける言葉は、自分自身をも元気にしてくれるものなのだなあと思いました。
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