サッカーのワールドカップが始まりました。連日熱い試合が繰り広げられていますが、ハラハラしてしまうので日本戦は落ち着いて見ていることができませんでした。
私は普段あまりスポーツの試合を見ないのですが、大きな試合の時などたまに見ることがあります。チームスポーツだと特に、一人一人の選手の特徴や雰囲気が異なるので、試合とは別の観点でそれを眺めていると興味深いです。
テレビで放映される試合に出るような選手は皆一流レベルだと思うのですが、その中でも特に秀でたパフォーマンスを見せる人というのは、共通点があると感じています。それは、大きなプレッシャーがかかる試合の最中であっても、どこか”ゆとり”が感じられるということです。ワールドカップの初戦の試合直前、どの選手も緊張感から張りつめた表情を見せる中、本田圭佑選手はなんと笑っていました。この試合を心から楽しんでやろう、ワクワクして仕方がない、といった笑みでした。
孔子の言葉に、「子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」というものがあります。一流の中でも更に一段上のステージにいるような人は、この「楽しむ」ことができているのではないかと思います。楽しんでいるからこそ、ゆとりが生まれ、実力を最大限に出し切ることができるのでしょう。
ヴェネツィア映画祭、カンヌ映画祭、ベルリン映画祭という世界三大映画祭でそれぞれ女優賞を取ったことがある、実力派女優のジュリアン・ムーアさんはインタビューで、「難しい役柄を演じる時は、どのように取り組んでいるのですか」という質問に、「難しいと思う時ほど、私はリラックスするようにしています。リラックスすることで、最高のパフォーマンスをすることができるのです」と答えていました。きっとこの方も、演じるということを楽しんでいらっしゃるのだと思います。
私の好きな宝塚の舞台を見ていても、トップの座に上り詰めるような方は、大舞台でもいつも楽しそうに歌って踊っています。緊張感からこわばった表情を見せている人を見ていると、こちらまで自然と力んでしまいますが、楽しんで演じている人は、見ている人まで幸せな気持ちにさせてくれます。
日常でも、何か自分の好きなことを100%楽しんでやっている人は、皆キラキラ輝いて見えます。ワクワクの波動が周囲にも広がり、近くにいる人もなぜか楽しくなり、応援してあげたいという気持ちにもなります。心からワクワク楽しんでいる時というのは、リラックスできていて、宇宙のポジティブな波長と一致している時です。必要な情報や物、人、チャンス等が自然とやってくるようになります。インスピレーションも受け取りやすくなります。体の調子も整い、フットワークが軽くなります。必要な時に必要な行動が起こせるようになるので、夢が叶いやすくなります。
自分が今何をするべきなのか、何をしたらいいのか、または何をやめるべきなのか。迷った時には、「それをやった(やめた)として、その状況を自分は楽しめるかどうか」ということを指標にするのも一つの方法かと思います。楽しいと感じているということは、自分の魂からの望みに一致しているということだからです。魂の望みに一致していれば、望まない結果に陥ることはまずありません。また逆に、楽しみを感じられないということは、本当はやめるべきなのに無理して続けていますよ、このままいってもうまくいきませんよ、ということを、魂がメッセージとして伝えてきているということなのです。
*緊張感をほぐすエッセンスは、なんといっても「レスキュー」をおいて他にありません。バッチ博士がかつて、気を失った船乗りに処方したのが始まりといわれています。5種類の花のエッセンスが入っています。数社のブランドから出ていますが、サロンうぶすなでは「ヒーリングハーブ社」のレスキューを扱っています(税込2,700円です)。家庭に一本常備してあるととても安心です^^
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